3日目

2004年11月23日 旅行
昨朝まともに朝食が食べられなかったので、作戦を練る。
早めに起こして、ゆっくり好きな教育テレビを見せ、
だんなと妹に先に行ってもらって全部セッティングしてもらい、
ベビーカーに乗せて会場へ。
今日はもともと体調も機嫌もよさそうだったけど、
やっぱり、小さい子にはふだんの生活が大事なんだろう。
いつもの環境にできるだけ近づけてあげて、やっと安心した感じ。
コーンスープ、牛乳、オレンジジュース、はちみつヨーグルト、
パン、目玉焼き・・
「おいしーねー!」とごきげん。よかった。
大人も今日は、牛乳たっぷり入れたカフェオレまで堪能。
トマトジュースもおいしかった。
味わって食べてみたら、パンが少しぱさついてた以外はレベル高し。
この朝食つきパック(HIS赤札企画)¥20,800はお得だったなあ。
ホテルも居心地よかった。コインランドリーがついてるのもよかった。
洗濯物をすませて荷物を送ったら、帰る憂鬱が少し減った。

急いでチェックアウトして、目の前の大通公園へ。
遊ばせながら、妹カメラマンにいろいろ撮ってもらう。
アスレチック風すべり台でのスリーショットがよく撮れていた。
地元の保育園児に混じって砂場で遊び、
トロンボーンを練習していたお兄さんに拍手したり。

このあとは流動的な予定にしていたが、
写真も撮れたし、まあちゃんの気も済んだようなので
歩いて15分くらいの「極楽湯さっぽろ弥生店」へ。
だんなは入らないというのでまあちゃんを預けてゆっくり。
温泉の露天と、蒸気むんむんの釜風呂がよかった。

札幌最後の食事は新しい駅ビル「ステラプレイス」内の
回転寿司「根室花まる」へ。
ベビーカーで移動中にまあちゃんが寝てしまう。
飛行機の中で寝かせるつもりだったんだけど・・
今はゆっくり食べて、あとは3人でがんばろう、と覚悟。
磯うに、ほっき、つぶ貝、たち、筋子、白身も2皿ほど。
ほやもはじめて食べたが、思っていたほどくせはない。
あのいかが120円皿とは、北海道はうらやましい。
おなかいっぱいになってからほたてと活たこをとったのはちょっと失敗。
ネタの大きさにむせそうになる。
まだまだ食べたかったけど満腹すぎ。サーモンは断念。
駅ビルでこれなんだから、もっと安くておいしい店あるんだろうなあ。
いいなあ、札幌。

空港に着いて、30分でおみやげを買う。
実家用に十勝の小豆、黒豆、
整体の院長に頼まれた六花亭のレーズンサンド、
友だちにはロイズのクリスマス限定ものなど。
まあちゃん目を覚まし、悪夢を思い出したように騒ぎ出す。
手荷物検査からぐずぐず。
新しく用意していたおもちゃや本も、あまり効果なし。
帰りの飛行機はまわりに若者やおじさんが多く、肩身が狭い。
上空でひたすら歩かせている間はましだったが、
着陸態勢に入ったらまた絶叫。
地に足が着いていないのがいやみたい。
わたしも高いところや重力が変わる感じはかなり苦手だが
こういう感覚も遺伝するんだろうか。
今回は、自分はこわがるひまもなかったけど・・
当分飛行機には乗れそうにない。
今度の帰省は新幹線6時間か、いっそ寝台か。

無事に家につき、ちょっと小腹がすいた気がしたが
さすがに食べたいものが思い浮かばない。
明日から、何を食べて生活したらいいのかなあ・・

まあ、自分で調べて計画したプランにはずれがなかったのが満足。

旅行中、仕事のことはほとんど考えなかった。
妹とも、最近は仕事の話ばかりだったが、
夜、ふたりで部屋で飲んでも全然そういう話はしなかった。
そういう時間を持てたことが、いちばんよかったかもしれない。

2日目

2004年11月22日 旅行
朝起きて、朝食バイキングへ。
ところが、まあちゃんぐずぐずで大泣き。
好きなものいっぱいあるんだけどなあ。
仕方がないので交代して連れ出して、あわただしく食べる。

部屋に戻ったら、まもなく寝てしまった。
いつもは昼食を食べてから昼寝なんだけど、
病み上がりで不慣れな環境、疲れているのだろう。
放っておくわけにいかないので、交代で外出することに。

先に妹と出かける。
少しだけパチ屋をひやかす。
三越に行ったら、年末ジャンボの発売開始とかで
ミスさっぽろがティッシュを配っていて、テレビカメラも。
地上も地下も行列。記念に連番10枚買う。
食品売場をぐるっとまわる。
かに太巻、一口コロッケ、おにぎり、いなりなどを買う。
十勝産小豆のおはぎがかなりおいしそうだったが高くて躊躇。
三越B1向かいの売店でたいやきを売っていたのでそっちにする。

部屋に戻ったがまだまあちゃんが起きない。
あきらめて大人だけで食べる。
どれもおいしいけど、かに太巻はちょっと味が変わった感じ。
だんなは元の勤め先にあいさつに。

天気がよいので起きたら大通公園で遊ぼうと思っていたが、
結局5時間半も寝ていた。
さすがにすっきりしたようで、機嫌良くおにぎりなど食べる。
公園は明日にすることにして、テレビでまったり。

夜は、大学時代の将棋部の先輩と待ち合わせ。
知り合いに紹介してもらった「大川水産」へ。
座敷をとり、まあちゃんは携帯で遊ばせつつ。
たち、ほっけ、ししゃも、あんきも、などなど
さしみや、というので魚ばかり頼んだが、どれもさすが。
おなかがすいてたら、コースがお得だったみたいだが
みんなそうでもなかったので、ちびちび飲んで食べる。
このメンバーで子ども話をするようになるとは・・・

夜は、またまあちゃんを寝かせてから妹とふたりで出かける。
思い切って、すすきののど真ん中「芳蘭」へ。
たどりつくまでにもハラハラしたが、
入ったら酔っぱらったおじさんが財布がないとかでもめていて、
見た目普通の人だけど、逆切れしたらどうしよう、とどきどき。
店員さんが冷静に対応しているのでそっちは見ないようにして、
急いで味噌ラーメン。
味わうどころじゃなかったけど、何とか全部食べきって店を出る。
歩きながら味を思い出してみるに、麺もスープもごくスタンダード、
ふつうにおいしいけど、それほど?とも思った。
でも途中も後味も全然しつこくなく、
量もきっと飲んだ後にちょうどいいのだろう。
トータルのバランスでの評価なんだろう。
ゆっくり食べたかったなあ・・
あとで思い出したが、辛味噌も食べてみたかった。

少し気が大きくなって、そのままドンキホーテへ。
帰りの飛行機用に、まあちゃんをあやすグッズを探すつもりが
全然関係ないものを買い込む。

無事にホテルにたどりつけば、まあ旅のいい思い出という感じ。

初日

2004年11月21日 旅行
夜中じゅうちょこちょこ確認して、熱は下がっていたので
キャンセルという最悪の事態はまぬがれる。
6:30に家を出て高速バス。
早めに空港に着き、朝ご飯を食べさせようとしたが頑として拒否。
さすがに病み上がりで機嫌も悪い。
でも、いつもの朝食の時間になったら自分から食べると言い出した。
習慣ってすごい。
食欲もほぼ戻ってきて、これなら何とかなるかなと安心。

ところが、2回の帰省で飛行機には乗っているのに、
今回はじめて「こわい」と思ってしまったらしく
離陸時に突然絶叫しだし、どうあやしてもおさまらない。
「じゅんばーん!!」(我慢、という意味らしい)
「おりうー!!」(降りる)
「くつー!!」(靴履いて外に出たい)
「ぱぱー、ままー!!」
「こわっ、こわっ」(こわい、とはじめてしゃべった)
「いーやーー」「だーめえーーー!!」
・・・
スチュワーデスさんも入れ替わり立ち替わり来てくれるが
ずっとのけぞって大泣き。まいった。
そのくせ、無事着陸して、どこかの人が「着いたよ」といったら
けろっと「ついたー」「ばいばーい」とかいいだし、
まわりじゅうを苦笑、脱力させる。
やさしい人ばかりで助かった。ご迷惑をおかけしました。

千歳に着いて、まずは空港内の寿司屋で昼食。
ここは、だんなが前の会社で札幌に長期出張していたとき
遊びに来ると帰りにいつも寄っていたところ。
そのわりには店構えを見ても確信できずちょっと迷ったが・・
うにいか丼、うには普通においしいが、ちょっといかが固い?
値段も、もっと安いところもあったなあ・・
でもまあ、思い出込みで満足。

電車で札幌に移動。
天気もいいので札幌駅から大通公園のホテルまで歩く。
まあちゃんを交代でおんぶ。
子どもを背負ってずんずん街を歩いていると、
それにしても腰がよくなってよかったなあ、としみじみ思う。
去年の今ごろは、外出しても
電信柱ごとに休憩しなければならないほど、まともに歩けず、
もう手術しかない、といわれ、MRIを受けたりしていた。

ホテルは、申し込んだツアーがオーバーブッキングとかで
中島公園から大通公園に変更になったのだが、
今回はできるだけ歩いて移動しようと思っていたので
かえって便利でよかった。
しかもおわびに飲み物サービスになって、
ビールは飲まないからと全部ソフトドリンクに変えてもらい、
しかも内訳が優秀で(なっちゃん、烏龍茶、水各2)ラッキー。
安いツアーだから部屋には期待していなかったが、
大通公園側の部屋で、ツイン+ソファーベッドじゃなくて
ちゃんとトリプルになっていてこれもラッキー。
さらに、必須と思っていた加湿器も立派なものが借りられて
今回の旅の勝利を確信した。

みんなは部屋で休憩、ひとりで散歩に出る。
札幌は、街と緑のバランスが好き。歩くだけで楽しい。

夜は、地下鉄に乗って「白樺山荘」というラーメン屋へ。
喫茶店のような店構えというので、入りやすいかなとチョイス。
子ども用いすがあってラッキー。
早く食べたいと騒ぐまあちゃん、ゆで卵(ただ)でつなぐ。
妹が味噌、だんなが醤油、わたしは塩大盛りをまあちゃんと。
塩は一瞬においがきつい?と思ったが、食べ始めたら問題なし。
おいしい!まあちゃんももくもくと食べる。
みんなで交換しあってスープを味見。
醤油はかつおぶしかな?魚系のだしで、スープの色が真っ黒。
独特でおいしいけど、だんなが好きなタイプじゃなかったかも。
味噌は・・山椒などの香辛料がさりげなく効いてて、
でも辛いだけじゃなく、くどすぎず、
今まで食べたことない味だけど、すごく気に入った。
それぞれタイプが違う気がしたけど、スープは同じなのかなあ?
どれもおいしかった。
わざわざ地下鉄乗って行ったかいはありました。
あーー、今度行けたら味噌食べたい。

イルミネーションの中を写真撮ったりしながら宿に戻り、
まあちゃんが寝たあと、妹ともう一度散歩。
つまみを買いだして部屋で軽く飲む。

旅行前日

2004年11月20日 旅行
家族3人+妹で、旅行に行くことにした。
目的はふたつ。
ふだんがんばってるごほうびに、おいしいものを食べること。
家族の記念写真を撮ること。
一応毎年結婚記念日に写真を撮ることにしているのだけど
去年はまあちゃんが大泣きで撮れなくて似顔絵にしたので
今年は5周年だし、なんとか。

何回も行ったことがあるけど、雰囲気も食べ物も好きなので
行き先は北海道にすぐ決定。
日高にもかなり行きたかったが、雪が心配で断念。
札幌2泊3日朝食付¥20800という格安ツアーを申し込む。

日程が決まってからは、寝る間を惜しんでリサーチ。
ラーメン屋と回転寿司がメイン。
お寿司はどこで食べてもこっちよりはおいしいはずだけど
問題はラーメン。
だんなは九州出身、とんこつ細麺なら何でもいいというタイプで
妥協して普通の醤油まで。魚系のだしも得意じゃない。
わたしと妹はおいしければ味も麺もこだわらないけど
どうせならその土地らしいものが食べたい。
子連れなのであんまり混む店やカウンターだけの店もつらい。
なかなか条件が厳しかったが、ネットで調べると札幌のグルメ情報は
いろいろ充実していて、「これなら」という店を探し出す。

週明けからまあちゃん風邪気味、18日午後から発熱。
対局の朝でも旅行当日でも困ったからある意味ここしかなかったけど
19日は39℃から下がらず、水分もちびちびとしかとれず。
20日朝から元気と食欲は出てきたが、まだ38℃あって
やっと寝付いても添い寝していないと10分で泣き出すので
こっちもへとへと。
すきまをぬって夕方はひえちゃんとイベントおみやげ打ち合わせ、
夜明けまで荷造り、生協の注文書書き。
ほとんど眠れないまま朝。
行き3時間、帰り4時間かけて日帰り旅行。
行く前は子ども連れの強行軍にちょっと気が重かったが、
久しぶりに仲間と会えて、楽しかった。

時は流れて、必然的に変わってしまうこともあるけれど
変わらないものもあるんだな。
最近、ちょっと日常に追われ過ぎていたかな。
自分の時間も少し大事にしよう。
そうしたら、自分の周りのものごとももうちょっと大切にできる気がする。

帰りの車の中で、そんなことを思った。

やれやれ

2004年5月5日 旅行
心の中では前の日のことを引きずっていたが、それを
態度に出すわけにもいかず、淡々と帰る準備。
前回帰省したとき夜遅い飛行機でまあちゃんが泣き叫んで
失敗したので、今回はお昼前の便。
味噌、ポン酢、漬け物、などいろいろいただき、まあちゃん用に
おにぎりなどを持たせてもらう。

途中から揺れるとアナウンスがあり、スチュワーデスさんも
大急ぎで飲み物を配り終え、早々に着席してしまったのでどうなるか
と思ったが、「のぞみ」くらいの横揺れで何とか我慢できた。

羽田に着いたらずいぶん寒い。高速バス〜タクシーで帰宅。
さすがに「はぁぁ〜〜」と脱力。

ハードな一日

2004年5月4日 旅行
あいにくの天気。
さすがにまっすぐ帰るでしょう、と思ったら、
せめて別府に寄ろう、ということに。
前の晩、昔旅行会社に勤めていた義妹が
「GWに別府に行くなんて、恐ろしくて想像もしたくない」
といっていたんだけど、お義父さんたちからしたら
せっかくの旅行なのに、目的地を往復するだけじゃもったいない、
ってことなんでしょう。

しかし案の定、高速を降りるところでまず1時間つかまる。
さらに、みんな考えることは同じなようで、高崎山というところの
水族館を目指す道路がぴくりとも動かない。
12時過ぎにまあちゃんが寝たのでまあいいか、と思っていたが、
1時過ぎてもほとんど動かず、さすがにちぃちゃんが心配に。
携帯でもう一台と連絡を取り合い、2時過ぎに断念してUターン。
義妹に「いつ言い出してくれるか待っとった〜」といわれた。

近くのうどん屋でお昼を食べ、あとはのんびり帰る。
帰り着いたのは6時。でもまあ無事に乗り切ったのでよかった。

夜、とんかつ屋にみんなで食べに行き、その帰り、お義父さんに
「子どもに合わせ過ぎ。食べなかったら食べないでいい、くらいに
しないといつまでも甘える」というようなことを言われた。
確かにもう少し努力の余地はあるとは思うけど、自分なりに
頑張っているつもりなのでショックだった。

行く前から、きっと言われちゃうだろうなあと心の準備はしていた
つもりだったけど、こういうことって、いざ言われてしまうと
なかなか冷静には聞けないものだと思った。

温泉へ

2004年5月3日 旅行
今回の帰省のメインイベント、温泉への1泊旅行。
1歳児と2歳児連れなので、無理のないスケジュールで行こう
ということになっていたが、それでもまっすぐ高速を飛ばして
3〜4時間という道のり、大丈夫かなぁと心配していた。
天気が良かったらいろいろ寄りたいところがあったらしいが
雨模様なので、基本的にまっすぐ目的地に行くことに。
内心ほっとしているのはわたしだけ?

車中1時間を過ぎると飽きて騒ぎ出すまあちゃん。
ひたすら歌を歌ったり手遊びをしたり。疲れた。

湯布院を通り過ぎ、黒川温泉で話題のシュークリームを買って
宿に着いたらもう夕方。
早めに夕食、和食のコース。肥後牛おいしかった〜。
しかしまあちゃん的には食べられるものがほとんどなかった。
途中で調達したヨーグルト、野菜ジュースなどいつもと同じ食事。
もったいないが仕方がない。

部屋が8つしかないのに家族風呂が3つあり、
大浴場にもそれぞれ露天がついている。
五右衛門風風呂に3人で入り、みんなが寝付いたあと
もう一度のんびり露天に入った。
ひとりで温泉に入るなんて、タイトル戦に行ってた時以来かな。

記念撮影

2004年5月2日 旅行
義両親の還暦祝い、何がいいかあれこれ義妹夫婦と相談していたが
モノはたくさん持っているし、3家族一緒に写真を撮って、
あとは各自気持ちのものを贈ろうということになった。

そこで、みんなで写真を撮りに子ども写真の専門店へ。
なにせ写真嫌いのまあちゃん、店に入って
前の組のフラッシュでもう逃げ腰。
普段着でと思っていたら、衣装レンタルはセットのようで
かさばる格好にさせられてさらに不機嫌、着替え室で大泣き。
何とかなだめてささっと撮影。
さすがにプロ、子どもの目の開いた瞬間にすかさず撮る。
ぬいぐるみや鈴などで気をひき、何枚かシャッターを押したが
途中からは泣き顔になってしまっていて、結局最初の1枚に。
撮れそうならまあちゃんひとりのも、と思っていたが
とても無理なのであきらめる。
ちぃちゃんは、お花をもってかわいらしく撮ってもらっていた。
まあ、何とかまともな記念写真ができただけよし。

そのあと、弁当を買いだして近くの広い公園へ。
駐車場も広場もかなりの混み具合。
わたしは早々にバテて、早く帰りたいと念じていたが
子どもふたりも元気、義両親も元気。
明日からの旅行が思いやられる。

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